いきいき唐津株式会社

和食ダイニング「たまとり」誘致

事業プロフィール

コロナ禍の中で、空き店舗となっていた複合商業施設「KARAE」1区画のテナント誘致で実現した和食ダイニング「たまとり」。コロナ禍の影響が大きかった2021年に、唐津市の旅館・ホテルなど観光事業者と連携体をつくり、まちづくり会社が事務局として、令和3年度観光庁拠点再生計画「地域一体となった高付加価値事業」に応募申請し、採択された事業の一環として実施しました。事業全体としては、唐津のホテル・旅館等の高付加価値化を進める改装工事の支援を行う一方で、着地型観光ツーリズムの創出、商店街の回遊性向上の取り組みを計画し、その中の一つとして、いきいき唐津が複合商業施設「KARAE」の空きテナント1画に、唐津の新たな魅力創出、観光誘客に繋がる飲食店の開業をするというものでした。

それを実現するために、全国から当社がオーナーとなり、独自のネットワークとSNSを駆使しして内装費全額支援（上限1,000万円／うち２分の１を観光庁の補助金を活用）でテナントを公募。数ある全国から応募者の中から採択したのが、空間プロデューサーであり料理家の大塚瞳さん発案の「たまとり」です。

評価した点は、大塚氏が唐津に精通している一方で、独自の世界観と美的センスで、これまで唐津になかった食の空間のアイデアが優れていたこと、地元の豊かな食材と世界的で活躍する唐津が生んだ作陶家monohanako・中里花子さんの食と器のマリアージュで、唐津に新たな名店が誕生することが確信できたことです。2022年7月のグランドオープン後は、洗練された空間での唐津ならではの美食が話題となり、地元客をはじめ全国の食通が足繁く通う名店として人気を博しています。

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