本事業の目的は、県北部に位置する地域観光の中核資源の一つである特別史跡名護屋城跡や陣跡等の文化財の利活用を通して、多様な観光客を呼び込み、特別史跡名護屋城跡や陣跡等の保全と観光関連産業の振興や地域活性化を図ることです。
平成29年度に委託を受け実施した本事業では、これまで行われてきた事業成果をしっかり把握しながら、該当地域の現状把握のための基礎調査や観光マーケティング調査、関係団体へのヒアリング調査を行いました。次に、地元住民の多様な意見を吸い上げるためのワークショップ、専門家によるシンポジウムを開催し、それらを基に地域の現状や課題を整理・分析し、平成 30 年度以降に、引き続き検討されるべきアクションプランと推進体制の大きな方向性を提案いたしました。
■業種・業態:調査業務・コンサルティング業務
■事業名:名護屋城跡及び陣跡等利活用計画
■事業期間・実施日:平成29年度(平成30年3月31日迄)
■制作物:報告書「名護屋城跡及び陣跡等利活用計画」(138p)
<INDEX>
1.事業概要
2.名護屋城跡及び陣跡等の概要
3.エリアプロフィール
4.名護屋城跡及び陣跡等利活用のための調査
5.ワークショップ・シンポジウム
6.SWOT分析とその考察
7.傾向と対策
8.史跡の利活用を通した観光振興のための推進体制案
9.まとめ
10.資料
編集:佐賀県立名護屋城博物館・いきいき唐津株式会社
発行:佐賀県立名護屋城博物館(平成30年3月発行)